突然入ってきた「BIGNEWS」に関係者全員が驚きと戸惑いとで大騒ぎとなりました。我々「渡里湧水群を活かす会」が、今回初めて応募した緑の市民協働部門「緑の都市賞」という全国規模の催しで、栄えある「内閣総理大臣賞」に輝いたということでした。会の事務局長によると主催が都市緑化機構というところで、後援に国土交通省、総務省、環境省をはじめとする国家レベルの団体などが名を連ねているということでした。発足以来8年間撮り続けてきた写真とブログ、事務局にある活動記録を参考に纏め上げ6月末応募したということでした。22日に正式な発表がされその結果が事務局に届いたもので、正真正銘の受賞に間違いないものだそうです。私個人としてはゴミの1個、枯竹の1本すら拾ったこともなく、汗にまみれた活動記録としての写真をひたすら撮り続け、記憶が薄れないその日のうちにブログとホームページにアップすることを心がけてきました。今回の受賞で何らかのお役に立っていたことと考えれば、日頃の失礼が帳消しになってくれるかも知れません。会長と事務局のお二人で、29日に東京で開催される受賞団体が一堂に会してのプレゼンが設定されているようなので、我々は以前から予定していた活動地域内の看板の取り付け作業を行うことになりました。
 会長が戻られれば来月の22日に予定されている授賞式と、その後に向けた心構えとなるお話も聞くことが出来ると思いますので、皆で楽しみにしてお帰りをお待ちしたいと思います。一昨年より遠ざかっている大きなやかんでつけた燗酒での語り合いを復活させたい気持ちはあるものの、このご時世では無理なことから、二人だけでの祝杯を考えてみようと思います。受賞の喜びを大勢で楽しめると良いのですが、これも昼間の屋外などを使ってでしか実現は不可能なことから、ジュースで乾杯の肴として、印刷屋さんにお願いするのではない手作りの写真帳を作り、集まってくれた皆さんにお配りすることを考えています。私にとっては何かと忙しい10月となってしまいましたが、湧水活動へ向けられる時間が増えたことは間違いのない事なので、その分頑張りがいのあるBIGNEWSを純粋に受け取り、次のステップへと進めるよう準備をしたいものです。あまりにも大きな賞の受賞ということで、今後に待ち構えている変化にも対応できるようにしたいものですが、これまでのコツコツと積み上げてきた活動と夢に描いていた姿が現実化することを期待しています。