いつものように近所のドラッグストアにもやしと豆腐を買いに行ったのですが、すぐ横にある精肉コーナーで担当者がシールを張り付けていたので見ると、鶏のレバーに半額シールを張り付けていました。改めて見ると明日3日が賞味期限のものだけのようで、4日のものには付けられていませんでした。ところが何を血迷ったものかカゴに放り込んでレジに向かう自分に対し、「おいおい!買っちゃだめだよ!」と天の声が止めるのを無視して買っちゃいました。20代後半から以降長年に渡り苦しめられた「痛風」の影響から、それまで大好物だった魚介類を中心としたプリン体の多い食物を敬遠する食生活が続きました。これが理由から現在でも生鮮スーパーなどへ行っても、精肉コーナーと魚介類売り場には近づくことなどありません。40代半ばからは水代わりに飲んでいたビールさえも絶ち、約15年間かけて体質改善に取り組んだことが功を奏して「高尿酸血症」との決別を果たしました。その私がどういうことか?自宅に帰ると薄く削ぎ切りにして塩コショウを降り、胡麻油を入れて熱したフライパンで火を通し、熱々の内にビールで流し込んでしまいました。  これも10年間続けた地域自治会との決別という「心機一転」と同様に、頑なに守り続けてきた自分自身に対しての警告の一つとして捉え、夏が来れば満70歳に到達することもあり、雁字搦めの生活も程々に緩めたものに変えていこうと考えています。自分自身のコントロールには絶対の自信を持ってきましたが、これもいつまで続けられるものかわからないことなので、ここらへんで柔らかみを持ったものへと少しずつ変えていきましょう。果たして次は何を思いつきチャレンジするものか検討がつきませんが、ごく自然体での流れを大事に一つ一つ熟していこうと思います。過去にあった暴飲暴食に戻ることは体力的にも出来ないこともあるので、逆に少量であるからこそ魚介類や肉も積極的に復活させても良いのではないでしょうか。ただ外食に関しては塩分の摂取などの理由でコントロールすることは無理なので自粛を続けますが、生活にまた一つ楽しみが増えることを願っています。